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レスポンシブ ディスプレイ広告(RDA)を最大限活用するためには?抑えておくべきポイントをご紹介!

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の横山です。

Google 広告のレスポンシブ ディスプレイ広告はディスプレイ ネットワークのデフォルトの広告タイプとなっています。アップロードした画像、ロゴ、広告見出し、説明文、動画から配信先のサイトに表示される広告が自動的に生成されます。また、機械学習によって最適な組み合わせを決定し配信を行うことが可能です。

本エントリでは、レスポンシブ ディスプレイ広告のメリットや最大限活用する方法についてご紹介いたします。

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レスポンシブ ディスプレイ広告とは?

レスポンシブ ディスプレイ広告は、ディスプレイ広告のフォーマットの1つです。
画像、広告見出し、ロゴ、広告文などのアセット(※1)を Google 広告にアップロードすると、機械学習によって最適なアセットを組み合わせ、自動的に広告を生成して掲載可能なサイトに配信します。
レスポンシブ ディスプレイ広告は、標準のディスプレイ キャンペーンだけでなく、スマート ディスプレイ キャンペーンでも使用できます。

※1:アセットとは、クリエイティブを構成するために登録する画像やテキストのことです。

下記の画像はレスポンシブ ディスプレイ広告として表示された場合の一例となります。
画像と文字を組み合わせることが縦長の表示や横長の表示など様々な形に対応して広告の表示が可能となります。
入稿の際に必要な要件に関しましては後ほどご紹介いたします。
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レスポンシブ ディスプレイ広告のメリット

 

(1)広告の最適化

さまざまなアセット(画像、ロゴ、広告見出し、説明文、動画)を Google 広告にアップロードしてレスポンシブ ディスプレイ広告を作成する場合、 Google 広告の機械学習により配信結果から広告枠ごとに最適なアセットの組み合わせを決定し配信されます。
また、画像を最低1パターン入稿するだけでもあらゆるサイズの広告枠に配信が可能ですので、画像をたくさん用意できないという方でも利用することができます。

 

(2)リーチの拡大

複数のアセットをアップロードすることで、利用可能な広告スペースに合わせてサイズ、外観、フォーマットが自動的に調整されます。たとえば、あるサイトでバナー広告として、別のサイトではテキスト広告として表示されます。
また、レスポンシブ ディスプレイ広告に動画を追加すれば、さらに表示できるサイトへのリーチ数が拡大します。

 

(3)時間の節約

自動でアセットが組み合わせされるので、成果が良いクリエイティブの検証時間を削減できます。また、広告の配信結果を詳細に管理できるようなるため、 PDCA も回しやすくなりパフォーマンスの向上に時間を費やすことができます。

 

(4)動的リマーケティングの併用

動的リマーケティング(※2)を配信されている方は、レスポンシブ ディスプレイ広告でも動的リマーケティングを利用することができます。あらかじめ指定したアセットとフィードで入稿した情報を組み合わせることで、最適なクリエイティブをユーザーごとに表示します。

※2:動的リマーケティングとは、通常のリマーケティングでは過去にサイトに訪れたユーザーに対して広告を表示できますが、動的リマーケティングでは、過去にサイトに訪れたユーザーごとに広告文をカスタマイズして広告を表示することができます。

 

レスポンシブ ディスプレイ広告の配信要件

レスポンシブ ディスプレイ広告では、ディスプレイ広告とは違い、画像以外にも広告見出しや説明文が必要になります。
また、画像やロゴは複数アップロードすることが可能で、機械学習によって最適な組み合わせを決定し配信を行います。

■画像

横長画像とスクエア画像はそれぞれ最低1個ずつ入稿する必要があります。
最大15枚まで画像のアップロードが可能ですが、横長画像とスクエア画像で合わせて15枚までとなりますのでご注意ください。
図1

■動画

動画の場合は事前に使用した動画を YouTube にアップロードする必要があります。
動画の長さは30秒を超えると使用できないのでご注意ください。
図3

■ロゴ(省略可)

ロゴは使用しなくてもレスポンシブ ディスプレイ広告の配信は可能ですが、 Google 広告ではロゴを追加することを推奨しております。
ロゴを追加することで掲載対象となるプレースメントが増えます。
図2

■広告文

広告文の表示できる長さは表示されるサイトによって異なります。
長い広告見出しは広告が大きい場合に短い見出しの代わりに広告の最初の行に表示されます。
説明文と一緒に表示される場合とされない場合があります。
図4

 

配信面のイメージ

レスポンシブ ディスプレイ広告は、配信先の広告スペースに合わせて、サイズ、表示形式、フォーマットが自動的に調整されます。
配信先によっては画像の両端がトリミングされる可能性があります。
画像にはなるべく文字は使わず、文字の部分が画像全体の20%を超えないように注意が必要です。
実際にどのように表示されるのか表示例を一部ご紹介いたします。

■スクエアサイズの掲載イメージ

スクエアプレビュー

■横長サイズの掲載イメージ

横長プレビュー

■縦長サイズの掲載イメージ

縦長プレビュー

これらのフォーマットは一例になります。
フォーマットは様々ありますので、気になる方は下記の Google ヘルプページよりご参照くださいませ。

参考:ディスプレイ広告の一般的なサイズについて

 

レスポンシブ ディスプレイ広告を最大限活用するために抑えておくべきポイント!

(1)できるだけ多くの広告見出し、説明文、画像を用意する

Google 広告では5つの画像、5つの広告見出し、1つの長い広告見出し、5つの説明文を入稿することを推奨しています。
複数の広告見出し、説明文、画像を使用した場合、アセットが1組だけの広告よりも成果が良くなる傾向にあります。

(2)制限いっぱいまで文字数を使って、単独で使用できる長い広告見出しを作成する

長い広告見出しは、説明文なしで表示することができます。長い広告見出しが表示可能なサイトで90文字の広告見出しを表示すると、多くの場合により高い成果を得られます。

(3)説明文を長い広告見出しとは異なるものにする

説明文や広告見出しは全体が表示されない場合もありますが、メッセージが重複しないようにすると、より多くの内容を伝えることができます。

(4)画像内に使用するテキストは最小限に抑え、ユーザーの目を引く画像をアップロードする

広告の要点を強調する関連性の高い画像を使うと、高い効果を期待できます。

(5)ロゴを含める

ロゴを追加すると、掲載対象となるプレースメントの数が増えます。

 

おわりに

本エントリでは、レスポンシブ ディスプレイ広告についてご紹介いたしました。
レスポンシブ ディスプレイ広告では、機械学習によって数億もの組み合わせの中からパフォーマンスをテストし厳選します。
より多くのクリエイティブを追加することで、機械学習が進みパフォーマンスの高いアセットを見つけだし、配信することが可能ですので、ディスプレイ広告の運用をお考えの方はぜひご活用くださいませ。

弊社ではレスポンシブ ディスプレイ広告の活用も含めた広告運用も行っております。
Web 広告の運用代行サービスとして広告費25万円以下でご検討されている方向けのプランをご用意しておりますので、広告運用にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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