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地域データ活用計画

広告を運用する時に、曜日や時間帯を限定しているケースはよくあります。
例えばBtoBのサービスだと土日は配信オフにしたり、あるいは主婦向けの商品で夜中の時間帯は除外したりしますよね。

でも、地域に関してはノータッチになっている方は非常に多いです。
もちろん地域限定のサービスの場合は、対象外の地域を除外していると思いますが、それ以外の場合は全国配信していることがほとんどです。

実際は地域ごとで成約に大きな差がついていることも少なくありません。
単純に除外するだけでなく、反応の良い地域・悪い地域への配信量をコントロールできれば、今よりCPAは抑えられ、CVの増加にもつなげられます。

今回は、地域設定にスポットを当てて設定方法をご紹介します。
もしあなたが今まだ地域設定をされていなければ、ぜひこの機会にお試しください。

 
 

地域ごとの違いを把握しよう

リスティング広告では地域ごとに入札単価を変更することができます。
しかし、何の前情報もなく無策に設定してしまうと、リーチ範囲を狭めるなど最適な配信にはつながりません。

そこで、最初にやっていただきたいのが現状把握です。
今地域ごとに反応がどう異なるのか。
そのデータを基に広告で入札単価調整を行っていきましょう。

 
地域データの確認と入札単価調整

Google AdWordsでは、ログイン後「詳細分析」のタブをクリックします。
なお、キャンペーン単位でデータを見たい時は該当のキャンペーンを指定してから「詳細分析」、同じように広告グループ単位で見たい時は該当の広告グループを指定してから「詳細分析」のタブをクリックするようにしてください。

次に「表示:日」となっている箇所をクリックし、「地域」を選択します。

そうすると、「表示:地域」となってデータが切り替わります。
デフォルトだと表示項目が多すぎるため、必要な情報に絞ってデータを分析します。
オススメは、「地域」「クリック数」「表示回数」「クリック率」「平均クリック単価」「費用」「平均掲載順位」「コンバージョンに至ったクリック」「費用/コンバージョンに至ったクリック」「コンバージョンに至ったクリック/クリック数」の10項目です。

基本的には「費用/コンバージョンに至ったクリック」や「コンバージョンに至ったクリック/クリック数」でソートを掛けて、反応の良い地域・悪い地域を割り出します。
下記のデータだと、埼玉が悪く大阪が良いということが分かります。

次に、広告の入札単価を調整します。
入札単価を調整したキャンペーンに入り、「設定」タブをクリックしてください。

設定画面で「地域」に切り替えます。

その時点で地域を特に設定していない場合は「日本」しか表示されませんので、「+地域」という赤いボタンをクリックします。

ターゲット地域を入力するボックスに入札単価調整を行いたい地域を入力します。
今回の場合だと「埼玉県」と「大阪府」の2つで、こちらを追加して保存ボタンを押します。

「入札単価調整比」の項目をクリックし、反応の悪い埼玉県を「引き下げ率20%」、反応の良い大阪府を「引き上げ率20%」に設定します。

これで設定は完了です。
あとは更に反応を追っていき、最適化を目指しましょう。

 
 

まとめ

広告の成果が思ったように出ていない時、多くの広告主はキーワードや広告文の修正に目が行きがちです。
しかし、ターゲティングをよくよく見直していくと、キーワード構成や広告文よりも改善につながる施策が見えてきます。

今回ご紹介した地域もその方法の1つです。
まずはデータを確認するところから始め、広告の成果向上につなげていってください。

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