Yahoo! ディスプレイ広告、各掲載枠への広告フォーマットが拡充!推奨設定を解説
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の廣畑です。
2022年5月、 Yahoo! ディスプレイ広告で各広告掲載枠への広告フォーマットが拡充されることが発表されました。これまで掲載枠によって配信可能なフォーマットが限定されていましたが、今回のアップデートにより様々なフォーマットが配信可能になります。
本エントリでは、広告フォーマットの拡充による変更点や、今後の推奨設計をご紹介します。
アップデート内容
掲載枠への広告フォーマット拡充とは
2022年6月以降、各掲載枠に複数の広告フォーマットが対応するようになります。
これまでは広告枠によって掲載できる広告フォーマットが限られており、広告タイプによって掲載可能な広告枠数が均等ではありませんでした。
特にレスポンシブ広告の広告枠が多く、バナーやカルーセルはインプレッションが少ないので入稿していなかった、という方も多いのではないでしょうか。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
今後は各広告枠に複数のフォーマットが対応するようになり、広告タイプ別の配信可能率が均等になっていく予定です。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
広告フォーマット拡充のメリット
広告フォーマットの拡充により、広告がオークションで選出される際の最適化範囲が拡大します。
これまでは複数の広告タイプを入稿していても、掲載枠が1タイプしか対応していない場合は、広告の効果によらず対応タイプの広告のみが選出されていました。
今後は、オークションごとに複数の広告タイプから効果が高いと判断された広告が選出されるようになります。より適した広告が選出されることで成果の改善が期待できます。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
アップデートのスケジュール
2022年6月から下半期に向けて段階的な拡充が予定されています。
4月には先んじて「レスポンシブ(動画)」タイプの拡充が行われました。 Yahoo! のトップページやタイムライン枠への掲載が可能になっています。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
推奨設定
広告フォーマットの網羅率を高める
配信機会を逃さないために、可能な限りすべての広告タイプを入稿しておきましょう。これまで使用していなかった広告タイプも追加することで、各広告フォーマットの網羅率が高まります。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
プレイスメントリストと広告タイプの見直し
配信するプレイスメントを限定し、そのプレイスメントに対応した広告タイプだけを入稿している場合、新たに対応する広告タイプも追加しておきましょう。
(出展:【ディスプレイ広告(運用型)】各掲載枠への広告フォーマットの拡充について)
また、これまで成果が悪く除外していたプレイスメントが、新しい広告タイプの追加によって改善する可能性があります。新しい広告タイプを追加した上でプレイスメントの除外を外し、再検証してみましょう。
おわりに
本エントリでは、 Yahoo! ディスプレイ広告の広告フォーマット拡充についてご紹介しました。
今回のアップデートにより一つの掲載枠に様々な広告タイプを配信できるようになるため、クリエイティブの検証と改善に向け、画像や動画を複数作成して導入していくことがポイントです。
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