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【初心者向け】リスティング広告の運用方法・分析時の注意点をご紹介

リスティング広告の運用方法と分析時の注意点

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の杉浦です。

「リスティング広告の運用や調整方法がわからない」「分析に時間がかかってしまう」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

本エントリでは、リスティング広告運用の基礎について業界歴10年以上の当社シニアコンサルタントにインタビューした内容をご紹介します。

グラッドキューブ大塚健士郎
株式会社グラッドキューブ
マーケティングソリューション事業部
シニアコンサルタント 大塚 健士郎

業界歴10年以上。クライアントへの新規提案から広告運用まで幅広く担当。詳しいスタッフ紹介はこちらをご覧ください。



リスティング広告運用の基本はコツコツと

 

広告種別

リスティング広告は毎日コツコツと調整が必要です。

特に検索広告はディスプレイ広告と異なり、成果の良い訴求を見つけると急激にコンバージョン(以下: CV )が増えるというものではありません。毎日アカウントを確認して、小さな変化に敏感になることが大切です。

広告アカウントを最良の構成にするためには、キーワードの追加、検索語句の精査、広告の検証をコツコツと行う必要があります。コンバージョン単価(以下: CPA )などの成果が悪い状態でも焦らずに、最良のアカウント構成に近づけていきましょう。

配信をするにあたり、1点必ず守らなければいけないことがあります。それは、1日の間に予算切れを起こさないことです。

日中で日予算の上限にあたってしまうと、正確な1日のデータを得ることができません。正確ではないデータで分析すると CPA 悪化などにつながる可能性があります。

今一度ご担当されているキャンペーンの予算が日中で上限に達していないかご確認ください。


アカウントの改善案を考える上での注意点

リスティング広告の改善案を考えるための注意点を3つご紹介します。

(1)部分一致の使用は慎重に
(2)広い期間で分析をする
(3)配信の無駄を省く

(1)部分一致の使用は慎重に

現在 Google 広告ではキーワードのマッチタイプを部分一致に設定することが推奨とされています。しかし、実際のところ部分一致を利用している方はまだまだ少ないと感じています。

部分一致によるキーワードの拡張が大きいという事実もありますが、 CV 獲得を狙っていくためには、新しいキーワードを追加する必要があります。

キーワードの拡張が大きいことによる CPA 悪化を防ぐために、コツコツとクエリの精査をおこない、部分一致を有効に活用しましょう。

(2)広い期間で分析をする

広い範囲で分析をすることで、より信頼度のあるデータとなります。短期間で分析をしてしまうと、データにブレが生じやすくなってしまいます。

数週間~1ヶ月間のデータではなく、数ヶ月~1年などの広い期間で確認するようにしましょう。

(3)配信の無駄を省く

リスティング広告は「無駄を省く」ための調整がおすすめです。成果の悪いキーワード、広告、検索語句などを停止することで、成果改善を狙います。

良い部分を伸ばすのは難しいですが、悪い部分を減らすことは簡単です。アカウントを分析するときは、まずはじめに悪い部分を是非ご確認ください。


リスティング広告運用におすすめのツール・設定

リスティング広告運用の時間短縮・効率アップにつながるツールや設定を3つご紹介します。

(1)ラベルの活用
(2)カスタム列の作成
(3)マイクロコンバージョンの設定

(1)ラベルの活用

広告種別


ラベルとは、アカウントの要素をカテゴリ別に分類できる機能です。

キャンペーン、グループ、キーワード、広告に任意のラベルを付与することができます。設定後にラベルごとでデータを確認できます。

ラベルの使用方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

(2)カスタム列の作成

カスタム列とは、 Google 広告の管理画面上で任意の数値を表示できる機能です。

マイクロコンバージョンを使用しているアカウントでよく利用しています。マイクロコンバージョンの詳細については後述しますが、マイクロコンバージョンを設定すると「コンバージョン」の列にマイクロコンバージョンの CV 数が含まれ、 KPI とする本 CV のみの獲得数が確認できなくなります。

このような場合はカスタム列を作成し、マイクロコンバージョンのを除く本 CV の数のみを表示させ、数値の確認時間を短縮しています。

カスタム列の使用方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

(3)マイクロコンバージョンの設定

広告種別



マイクロコンバージョンとは、最終的な CV に到達するまでの中間地点の CV を指します。

例えば、「予約完了」が最終的な CV の場合は、「予約申請フォーム到達」をマイクロコンバージョンに設定します。このように中間地点の CV を計測することで、どこでユーザーが離脱しているのかを確認することができます。 BtoB 業界など、最終 CV が少ないアカウントでよく活用しています。

CV 数が少ないと成果の良し悪しがつけられず、分析が難しいと感じられることも多いかと思います。そのような場合はマイクロコンバージョンを設定して、 CV データを蓄積させましょう。


おわりに

 
本エントリでは、リスティング広告初心者の方に向け、リスティング広告の運用方法や分析時の注意点についてご紹介しました。運用されている広告アカウントで活用できる内容がありましたら幸いです。

当社ではリスティング広告をはじめ、各種ウェブ広告の運用代行を承っており、 Google Premier Partner Awards 2022 では「見込み顧客の発掘」及び「オンライン販売」部門を受賞いたしました。

株式会社グラッドキューブが Google Premier Partner Awards 2022 において日本の「見込み顧客の発掘」及び「オンライン販売」部門を受賞

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