Yahoo! ディスプレイ広告で LINE 面への配信が拡大!トーク画面最上部表示が可能に
Yahoo! ディスプレイ広告では、2021年10月から LINE 面への配信が可能です。
そして2023年4月以降、Yahoo! ディスプレイ広告で LINE アプリ内の配信面が広がりました。また、LINE ファミリーアプリならびに LINE 広告ネットワークが配信先として追加され、より多くの面に配信できるようになりました。
本エントリでは、Yahoo! ディスプレイ広告で LINE 面に広告を配信するメリットや設定方法、Yahoo! ディスプレイ広告と LINE 広告両方を配信する場合の影響などについてご紹介します。
▼ Yahoo! ディスプレイ広告を LINE に掲載するメリットとは
▼ 配信の設定方法
――(1)LINE の配信面の指定はできない
――(2)LINE 側で Yahoo! ディスプレイ広告の調整はできない
Yahoo! ディスプレイ広告を LINE に掲載するメリットとは
LINE と Yahoo! は利用ユーザー層に違いがあるため、Yahoo! 広告だけではリーチできなかったユーザー層への配信が可能です。
また、Yahoo! 広告のデータを活用して、LINE 面に配信ができますので、LINE 広告を運用する際には利用できないターゲティングなどを Yahoo! 広告で用いることも可能です。
【随時更新】 Yahoo! 広告 ディスプレイ広告(運用型)設定事項まとめ。配信面やバナーサイズ、ターゲティングを徹底解説!
【 LINE 広告基礎】 LINE 広告のターゲティングとは?反応率が高まる動画広告にも注目!(3/4)

(参照: Yahoo!広告 LINE アプリへの配信について)
LINE 面での掲載先とは
Yahoo! ディスプレイ広告で配信できる面は以下のとおりです。
・ LINE ウォレット面
・ LINE ニューストップ面
・ LINE ニュース記事内
・ LINE トーク面 最上部
・ LINE ファミリーアプリ
・ LINE 広告ネットワーク
2023年のアップデートで、「 LINE トーク面 最上部、 LINE ファミリーアプリ、 LINE 広告ネットワーク」の3つが追加されました。
今回、追加された LINE トーク面 最上部は、従来の広告枠に比べてユーザーの視認性やアクションが高い掲載面です。LINE ファミリーアプリ・LINE ネットワークワークの追加によって、LINE アプリ以外にも配信が広がり、今まで以上により幅広いユーザー層への配信が可能です。
(1)LINE 面での見え方
追加されたトークリストの最上部は検索欄とトーク欄の間の広告掲載枠に表示されます。


(参照: Yahoo!広告 LINE アプリへの配信について)
また、 LINE CAMERA や LINE PAY などの LINE と連携するアプリ「 LINE ファミリーアプリ」と、ウェザーニュースやクックパッドなども含まれる10,000を超えるアプリにリーチができるモバイルアドネットワーク「 LINE 広告ネットワーク」内でも広告が表示されます。
(出典: LINE for Buisiness LINE広告ネットワーク)

(出典: LINE for Buisiness LINE広告ネットワーク)
配信の設定方法
LINE 面を配信(除外)設定するには、以下の URL を含んだプレイスメントリストを作成する必要があります。
・Android アプリ面を指定する場合 : play.google.com/jp.naver.line.android
(引用: Yahoo! 広告 LINE アプリへの配信について)
(1)LINE の配信面の指定はできない
特定の面を指定して配信することはできません。例えば、今回追加されたトーク最上部の広告のみに配信するといった設定はできないため注意が必要です。
掲載面や広告枠は自動で決定されるため、どの面に配信されても問題のないように準備する必要があります。
(2)LINE 側で Yahoo! ディスプレイ広告の調整はできない
あくまで Yahoo! 広告の中で LINE 面へ配信することになるため、すべて Yahoo! 広告アカウントで行います。 LINE 広告アカウントで Yahoo! 広告の配信は管理できません。
Yahoo! ディスプレイ広告と LINE 広告を並行して配信する際の影響
Yahoo! ディスプレイ広告と LINE 広告の両方を配信することは可能です。 Yahoo! のデータを活用した広告配信、 LINE のデータを活用した配信が可能となり、同じ掲載箇所での広告配信でもそれぞれの媒体ごとでの成果が得られる可能性があります。
また、 LINE 面で Yahoo! ディスプレイ広告の配信広告なのか、LINE 広告の配信広告なのかを、広告周辺の「i」のテキストで区別することができます。テキストがあるものが Yahoo! ディスプレイ広告、ついていないものが LINE 広告です。
LINE 面への配信結果は、「パフォーマンスレポート」で確認可能です。パフォーマンスレポートで「配信先 URL 」を選択し、以下2つの URL の数値をご確認ください。
(※以下URLを含むプレイスメントリストを作成している場合に確認可能)
・iOS アプリ面 :itunes.apple.com/443904275
・Android アプリ面 : play.google.com/jp.naver.line.android
(参照: Yahoo!広告 LINE アプリへの配信について)

今後の Yahoo! 広告、LINE 広告の動き
2023年4月から、Yahoo! ディスプレイ広告で LINE アプリにおける配信先が拡大されましたが、 Yahoo! 社と LINE 社の合併により、今後さらなるアップデートが予想されます。
おわりに
本エントリでは、Yahoo! ディスプレイ広告で LINE 面への配信をするメリットや設定方法、Yahoo! ディスプレイ広告と LINE 広告両方を配信する場合の影響などについてご紹介しました。
Yahoo! ディスプレイ広告を LINE 面で配信することで幅広いユーザーへのリーチ、新規ユーザーへのアプローチが可能です。特に LINE トーク面最上部はユーザーの視認性やアクションが高い掲載先です。
Yahoo! と LINE それぞれのデータを活かした配信を行い、広告の成果獲得に繋げていきましょう。
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