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Google AdWords ショッピング広告を利用してECサイトの売上をUP!

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の柿木です。

近年、日本の EC サイトの市場が拡大しています。
経済産業省のデータによると物販系 EC サイトの市場規模は、2014年度には6兆8,042億円であったのが、2016年度には8兆43億円となっています。
出典:日本のBtoC EC市場規模 平成28年度
   日本のBtoC EC市場規模 平成27年度

Google ショッピング広告を利用すれば、より詳しい商品情報をユーザーに届けることができ、物販系 EC サイトの売上向上を図ることができます。
今回の記事では、 Google ショッピング広告の仕組みとメリット、新しく追加される機能をご紹介致します。

Google ショッピング広告の仕組み

Google ショッピング広告を利用する際に必要な準備

Google ショッピング広告を利用するには、以下の工程が必要となります。
■ Google Merchant Center に商品情報を登録する。
■ Google AdWords でショッピング広告用のキャンペーンを作成する。
■ Google Merchant Center と Google AdWords のキャンペーンを紐づける。
詳細に関しては  Google AdWords ヘルプ Merchant Center 商品データの作成についてをご参考下さい。

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Google ショッピング広告の配信の仕組み

Google ショッピング広告は Google Merchant Center に登録された商品フィードを元に、広告が配信されます。

商品フィードに登録されている詳細なデータを元にして生成される広告と、ユーザーの検索クエリの関連性がもっとも高いと判断された際に広告が表示されます。
参考: Google AdWords ヘルプ ショッピング キャンペーンとショッピング広告について
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Google ショッピング広告を利用するメリット

クリック数の増加、クリック単価が安価

Google ショッピングを利用した際、検索画面の同じ場所に表示されたテキスト広告に比べてクリック率が大幅に向上する傾向にあります。クリック率が通常の2~3倍に増加することもあります。

クリックの質の向上

ショッピング広告は商品の詳細情報が掲載可能であるため、コンバージョン率が向上する傾向にあります。
購入判断に必要な情報をユーザーが認識した上で、クリックするケースが増えるためです。

効率的な広告運用

Merchant Center にて商品の情報を管理しているため、効率的に最新の情報の配信を行うことができます。
通常のテキスト広告であれば商品の内容や、価格が変化する度にそれぞれのキーワードや広告文を設定する必要がありますが、 Google ショッピングであれば、商品フィードの内容を変更するだけで、情報を更新することができます。

テキスト広告との併用で強力なアプローチ

ショッピング広告は 1 回の検索に対して複数表示されることがあります。
また Google ショッピング広告とテキスト広告が同時に掲載される場合もあります。
自社の広告が複数表示され、ユーザーのデバイス画面の画面占有率が向上することで、自社商品がクリックされる確率を引き上げることができます。

Google ショッピング広告の新しい機能

補助フィードの追加

これまでは、商品データは 1 つのメインフィードでしか送信ができませんでしたが、今回の変更により商品フィードはメインフィードと補助フィードの2つに分けることができるようになり、フィード管理の柔軟性が向上しました。
詳細に関しては  Google AdWords ヘルプフィードを作成するについてをご参考下さい。

同じ言語を利用して配信国を増やす

  
Google ショッピング広告が配信可能な国・地域の合計が37になりました。 
同じ言語を使用する国を新たにメインフィードに追加するだけで、ユーザーの国の通貨で価格が自動的に表示されます。
更に、補助フィードを活用することで各商品のタイトルや説明文を各言語に合わせて変更することも可能になリます。

この機能によって、高級ファッションを扱う Farfetch は、複数の国に対応したフィードを作成し、ショッピング キャンペーンを2大陸6市場で展開することに成功しました。
参考: Ring in the holidays with new Merchant Center tools

最適化タブの追加

  
Merchant Center 管理画面の左側に最適化メニューが追加されました。
この機能により、クリック数の増加見込みなどのデータがカード形式で表示されます。
現在は商品データの改修などによる施策が中心ですが、今後は様々な種類の最適化案がレコメンドされる予定です。

図1

フィードのルールがContent API 経由の商品データで利用可能に

この機能で Content API 経由でアップロードした商品データにもフィードのルールを設定することが可能になります。

例えば、この機能を活用すると、以下のようなことが可能となります。
■フィードによってカスタムラベルを追加する
■商品の重量に応じて、配送料金を設定する
■商品タイトルの先頭にブランド名を追加する            

Merchant Center へのアクセス権にグループのエイリアスが設定可能に

これまで、 Google Merchant Center では一つの連絡先を指定しなければなりませんでしたが、今回の変更により複数のチームメンバーを管理者ユーザー、もしくは標準ユーザーとしてアカウントに追加することが可能になりました。

おわりに

ネットショッピングが普及する以前は、販売の範囲を広げるには資金と人が必要でした。
しかし、実店舗を必要としないインターネットで商売をする場合には、企業規模やリソースに関わらず費用や手間を抑えて、全国展開を行うことが可能です。

Google ショッピング広告や Merchant Center の新しい機能を活用することで、より詳細な情報を全国のユーザーに届けることが可能となります。
また、今回の機能追加によって、自国の言語(自国)のみならず、他国の言語(他国)でも配信することが可能となりました。

国内で市場を拡大したい、海外にも範囲を伸ばしたいという方はぜひ今回ご紹介した機能を利用してみてください。

当社ではこのような最新の情報をキャッチアップして、より高い品質の広告を配信を目指しております。
広告配信でお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

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