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Google 広告コンバージョンタグが一新!グローバルサイトタグとは

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ ネット広告事業部です。

以前 Google AdWords リニューアル版についてお話しましたが、今回はその AdWords リニューアル版で取得できるようになるグローバルサイトタグについて触れていきます。

グローバルサイトタグとは、新しいコンバージョンタグのことで、これまでのコンバージョンタグに代わって設置することになるものです。今後はこちらのタグを使っていくことで、「Intelligent Tracking Prevention(ITP)」によるコンバージョンの計測不良を防ぎ、より正確にコンバージョンを計測することができるようになります。

詳しくは以下でご説明いたします。

※2018年7月24日をもって Google AdWords の名称は Google Ads に変更となりました。当エントリでは Google AdWords の名称を用いて記載しています。

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グローバルサイトタグについて

まずは、グローバルサイトタグ移行に至った経緯をご説明いたします。

2017年9月より iOS11 に「Intelligent Tracking Prevention(ITP)」と呼ばれる機能が搭載され、ファーストパーティcookieの概念が変わりました。サードパーティ製のcookieを利用して広告のコンバージョン計測をおこなっており、 Safari で正しくコンバージョンが計測されなくなるという懸念が出てきました。

このITPによるコンバージョン測定不良に対応するために、グローバルサイトタグは生まれました。

ここで Google AdWords のヘルプを見てみると、以下のように記されています。

グローバル サイトタグを使用すると、広告主様のドメインに新しい Cookie が設定されます。この Cookie には、サイトへユーザーを誘導した広告をクリックに関する情報が保存されます。これにより、AdWords でコンバージョンをより正確に計測できるようになります。

(引用: Google AdWords ヘルプ

グローバルタグの設置について

旧コンバージョンタグからの大きな変更点としまして、これまでの Google AdWords のコンバージョンタグは< body >と< /body >の間に入れておりましたが、グローバルサイトタグに関しましては、< head >と< /head >の間に入れる必要があります。

グローバル・スニペット

また、グローバルサイトタグの他に、イベントスニペットも設置する必要があります。こちらはグローバルサイトタグの下に表示されております。

イベントスニペットの設置箇所は、グローバルサイトタグ以降の< head >内です。

タグの管理について

Google AdWords のコンバージョン計測に Yahoo!タグマネージャー ( YTM )をご利用されている広告主様もいらっしゃるかと思います。その際に入力していた「conversion id」は「id」以降の「AW」から始まるものがそれにあたります。(下図:赤枠内)

以下がタグのサンプルとなります。

タグサンプル
(図引用: Google AdWords ヘルプ

ただし、現在 YTM ではグローバルサイトタグに対応しておらず、スマートカスタムタグで対応する必要がございます。今のところは直貼り、 Google タグマネージャー、もしくは Google Analytics にてコンバージョンを計測されることをおすすめいたします。

Google タグマネージャー と Google Analytics で計測する場合についても簡単にご説明しますと、

Google タグマネージャーの場合

Google タグマネージャー でコンバージョンリンカーを設定する。

Google Analytics の場合

Google Analytics と連携させ、自動タグ設定を有効にする。

となります。

おわりに

コンバージョンタグの仕様が変わり、貼り付け位置も変更となったため、はじめのうちは慎重に設置する必要がありそうです。

また、設置が完了しましたら、必ずきちんと計測できるかどうかテストするようにしましょう。きちんと設置できていないと、正しく広告の成果を確認することができず、改善ポイントも見えづらくなります。

広告運用においてPDCAをしっかりと回していくためにも、正しく成果を計測することは大切です。
 

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この記事を書いた人

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