カスタムオーディエンスにスポットライトを
Facebook広告はこの1~2年でさまざまな機能が追加され、使い勝手も非常に良くなってきました。
Facebookページとの連動、高い精度を誇るターゲティング、スマートフォンとの相性など、リスティング広告や他の広告媒体と比べても遜色がないどころか優位性さえ持っています。
しかし、イマイチ効果が見込めないために開始してすぐに停止してしまう方も多いのが事実です。
SNSの性質上、なかなか売上に直結しにくいのがその大きな理由ではないでしょうか。
今回はそんなFacebook広告の中でも、売上アップに直結し、かつすぐに始める機能「カスタムオーディエンス」についてご紹介していきます。
カスタムオーディエンスで広がる可能性
Facebook広告と聞くと、Facebookページに「いいね!」を集めるというイメージが定着しています。
実際はそれ以外にも、外部サイトへの誘導もできますし、テキストだけでなく画像(写真)や動画を広告として配信することもできます。
そして、昨年10月に全ての広告主が使えるようになった機能が、「カスタムオーディエンス」です。
カスタムオーディエンスとは、あなたが既に保有している既存の顧客の情報を基に、Facebookユーザーをリスト化して広告配信する機能です。
使用できる情報には具体的に下記のものがあります。
・メールアドレス
・電話番号
・FacebookユーザーID
・アプリのユーザーID
・IDFA(Appleが発行する広告用のID)
また、サイトを閲覧した人やアプリ内でFacebook広告に対する行動を起こした人へもリーチ(FacebookピクセルまたはFacebook SDKを使用)することができます。
今回は、このfacebookピクセルを使用してあなたのサイトへ訪問したユーザーへ広告を配信する方法についてご説明していきますね。
カスタムオーディエンスの作成
それではカスタムオーディエンスの作成(リストの作成)方法についてお伝えします。
Facebookにログイン後、広告マネージャーにアクセスし、「オーディエンス」をクリックしてください。
次に、「オーディエンスを作成」という緑のボタンをクリックします。
すると、画面上に4つのターゲット層のタイプが表示されます。
今回は、一番下の「ウェブサイトのカスタムオーディエンス」をクリックしてください。
すると、ピクセルコードの表示と利用規約への同意が表示されます。
ピクセルコードはメモ帳などに保存し、利用規約への同意にはチェックが入っていることを確認して「オーディエンスを作成」というボタンをクリックしてください。
オーディエンス名と説明は分かりやすく記載すればOKです。
今回はサイトに訪問したものの、CVしなかったユーザーのリストを作成します。
ちなみにオーディエンス名は日本語がうまく入力できませんが、メモ帳などに記載した文字をコピーして貼り付けることは可能です。
次に、「ウェブサイトトラフィック」の項目では「特定のページにアクセスしたユーザー」にチェックを入れます。
ここでどのページに訪問した、あるいは訪問しなかったユーザーをリスト化するか設定できます。
ここでは複数ページを指定することができ、例えばカートで離脱したユーザーのリストを作成したければ、「カートページ」のURLと「サンクスページ」のURLを組み合わせます。
最後に保存期間を記載し、「作成」ボタンをクリックすればリストの作成は完了です。
なお、ピクセルコードはリストを作成した後でも確認できます。
こちらのコードは、サイトの全ページの
あとは広告を作成して、「オーディエンス」の項目で先ほど作成したカスタムオーディエンスのリストを選択すれば配信されます。
まとめ
カスタムオーディエンスは、Facebook広告上で配信できるリターゲティング機能です。
一度サイトに訪問しているユーザーはその後の成約率も高くなりやすいので、ぜひお試しくださいね。
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