【最新版】今注目の Amazon 広告 とは?メリットや種類を解説!EC 事業者必見!
みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の渡辺です。
近年ネット経由での買い物需要がどんどん高まってきています。なかでも Amazon は破竹の勢いで売上を伸ばし続けており、2020年の売上は3860億ドル(日本円で約41兆円)にも上ります。
(参考: impress )
EC 事業者にとっても Amazon への出品はもはや無視できない状況になっています。
ですが、大手から中小まであらゆる企業が商品を出品している中、ユーザーに自社の商品を見つけてもらうことはそう簡単なことではありません。
そこで活躍するのが Amazon 広告です。Amazon 広告を上手く活用すれば、「商品がお客様に見つけてもらえない」といった機会損失を大幅に減らすことができます。
本エントリでは、今最も注目されている Amazon 広告の概要と活用方法についてご紹介します。
▼ Amazon 広告のメリット
――(1)Amazon 内の検索結果上位に表示される
――(2)他の広告に比べ費用対効果が高い
――(3)購買データを活用した正確なターゲティング
▼ Amazon 広告の特徴
――(1)Google,Facebookに次ぐ広告プラットフォーム
――(2)ターゲティング
――(3)課金方法はクリック課金型
▼ Amazon 広告の種類
――(1)スポンサープロダクト広告
――(2)スポンサーブランド広告
――(3)スポンサーディスプレイ広告
――(4)ストア広告
――(5)Amazon DSP
Amazon 広告のメリット
(1)Amazon 内の検索結果上位に表示される
Amazon 広告を使用することで自社の商品を検索結果の上位に表示できるようになります。
Amazon では通常、購入が増加して Amazon に人気商品として認識されると上位に表示される仕組みです。出品を始めたばかりだと、実績がないため検索結果の上位表示はなかなか難しいですが、 Amazon 広告を利用すると、広告として検索結果の上位に表示させることができます。
(2)他の広告に比べ費用対効果が高い
Google 広告や Yahoo!広告 などの通常のリスティング広告との大きな違いは、ユーザーの購買意欲の高さです。 Amazon 内で検索するユーザーは、購買意欲の高い人が多いため、売上 UP に直結しやすいと言えます。
また、認知や興味関心ではなく、比較検討段階の見込み客にアプローチできるので、広告を見て購入するユーザーも多く、広告の費用対効果が高くなります。「広告の表示回数が高くクリック数も多いが、いまいち購入者が増えない」といった事態になりづらいのは大きなメリットです。
(3)購買データを活用した正確なターゲティング
Amazon 広告の強みは、普段 Amazonで買い物をしている人の閲覧・購買データを活用し、正確なターゲティングができることです。
初めて広告経由で商品を販売したいと考えた場合、事前に顧客情報がないため、広告のターゲティングに苦労することがあります。しかし、Amazon 広告を使うと豊富なデータを活用して、どのようなユーザーに配信すると効果的か予測して配信することができます。
Amazon 広告の特徴
(1)Google,Facebookに次ぐ広告プラットフォーム
(参照:Statista、Amazon Challenges Ad Duopoly)
Amazon は2016年より日本でも広告事業を開始し、米国では現在 Google , Facebook に次ぐ広告収入額と言われています。
デジタル広告市場は、現状まだ Google と Facebook が総支出の約60%を占めていますが、今後 Amazon が世界最大の EC プラットフォームである強みを武器に、シェアを奪いながら拡大していくことが予想されます。
「商品の検索エンジン」としては、既に Amazon が Google に取って変わっているとさえ言われています。
(2)ターゲティング
Amazon 広告は広告の種類によって使用できるターゲティング方法が異なります。今回は最も基本的なスポンサープロダクト広告のターゲティング方法を紹介します。
スポンサープロダクト広告には、
・キーワードターゲティング
・商品ターゲティング
の主に2つのターゲティング方法があります。
キーワードターゲティングでは、キーワードを選択して、検索結果や商品詳細ページに商品を表示することができます。
商品ターゲティングでは、広告商品との関連性の高い特定の商品、カテゴリー、ブランド、その他の商品の機能をターゲットとして設定することができます。
(3)課金方法はクリック課金型
Amazon 広告ではクリック課金型広告を採用しており、広告が何度表示されたとしても、ユーザーによるクリックがない限り課金はされません。
クリック課金型の広告は、商品に興味を持っている見込み客がクリックすることが多いため、インプレッション課金型の広告に比べて、費用対効果が高いのが特長です。
Amazon では設定した入札額×関連性でどの広告を表示させるか判断します。つまり、同じ入札額でも検索語句と商品詳細ページの関連性を高めると、より多くの広告を表示させることが可能です。
Amazon 広告の種類
Amazon 広告には代表的な下記5つの広告の種類があります。
(1)スポンサープロダクト広告
(2)スポンサーブランド広告
(3)スポンサーディスプレイ広告
(4)ストア広告
(5)Amazon DSP
種類ごとに掲載場所や目的が異なるため、下記詳細を確認し、自社に合ったものを是非検討してみてください。
(1)スポンサープロダクト広告
スポンサープロダクト広告は、Google 検索広告や Yahoo! 検索広告と同じように、設定したキーワードが検索されたときに表示される広告です。
表示場所は Amazon 内の検索結果や商品詳細ページ上部のようなユーザーの目に止まりやすい場所です。
Amazon への商品登録さえあれば比較的容易に始められるので、Amazon 広告をはじめるならスポンサープロダクトからスタートするのがおすすめです。
(2)スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は、検索結果上部に表示される広告です。
スポンサープロダクト広告と同じく、設定したキーワードを検索しているユーザーに広告を表示することができます。
スポンサーブランド広告の特徴は、商品情報だけでなく、自社ブランドのロゴや見出しを表示できる点です。そのためブランドと商品ラインナップの両方の認知度を高めることができます。
(3)スポンサーディスプレイ広告
スポンサーディスプレイ広告を利用することで、Amazon のサイト内の商品詳細ページなどへディスプレイ広告を表示することができます。
キーワードによって広告を表示するスポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告とは違い、指定した商品や類似する商品を閲覧しているユーザーに広告が表示されます。特定の商品を積極的に探しているユーザーへ、商品の露出拡大を図るために利用できます。
(4)ストア広告
ストア広告は、ブランド専用の Web サイトが無料で作成できる機能です。
Amazon 上に独自の URL を生成し、出品している商品をブランドごとにまとめ、ブランド全体の紹介を行うことができます。ユーザーが商品の品揃えをより確認しやすくすることで、リピート購入と顧客ロイヤルティを促進するのに役立ちます。
(5)Amazon DSP
Amazon DSP は、 Amazon 外部のサイトでも Amazon ユーザーを自社商品にアプローチさせることができます。
Amazon で商品を販売していない場合でも利用が可能で、広告をクリックすると Amazon の商品詳細ページや広告主のウェブサイトへ誘導することが可能です。
Amazon サイト外部のユーザーに向けてアプローチすることで、自社商品の販促・宣伝活動を大規模に展開できるようになります。
おわりに
本エントリでは、Amazon 広告の概要についてご紹介しました。
自社の商品をネットで販売している企業にとって、Amazon は今後さらに重要視されていくはずです。 Amazon 広告を上手く活用することで、購買意欲の高いユーザーに効果的にアプローチすることが可能になりますので、是非ご検討ください。
当社でも Amazon 広告をはじめ、リスティング広告を中心に運用代行を承っております。
広告媒体の選び方や運用の方法が分からないという方がいらっしゃいましたら、当社にご依頼いただいた際には、媒体提案からアカウントの設計、運用代行サポートをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
(参考記事:Amazon Advertisin、スポンサープロダクト広告)
(参考記事:Amazon Advertisin、スポンサーブランド広告)
(参考記事:Amazon Advertisin、スポンサーディスプレイ広告)
(参考記事:Amazon Advertisin、ストア)
(参考記事:Amazon Advertisin、Amazon DSP)
(参考記事:Amazon Advertisin、広告媒体資料)
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