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Amazon スポンサープロダクト広告の基本・始め方を解説

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※本記事は2023年8月10日に更新しています。

Amazon へ出品されている方は Amazon のスポンサー広告を活用していらっしゃいますか?Amazon 広告を始める際には、まずスポンサープロダクト広告から始めることをおすすめします。

スポンサープロダクト広告は、 Google 検索広告や Yahoo! 検索広告と同じように、設定したキーワードが検索されたときに表示される広告です。低単価でユーザーの購入を促すことができるため、初めて Amazon 広告を始める事業者様におすすめの配信メニューです。

Amazon スポンサー広告の概要について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【最新版】今注目の Amazon 広告 とは?メリットや種類を解説!EC 事業者必見!

本エントリではスポンサープロダクト広告の基本についてご説明します。

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スポンサープロダクト広告の概要

スポンサープロダクト広告とは、キーワードや商品カテゴリを用いて検索結果画面や商品詳細ページに個別の商品を表示させる広告メニューです。Amazon 内の目につきやすい場所に広告を表示し、出品する商品を宣伝できます。

(1)配信面

広告は、デスクトップやモバイルの商品検索結果ページのトップやサイド、検索結果内、および商品ページに表示されます。

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(2)課金方式

スポンサープロダクト広告はクリック課金制( CPC )のため、広告がクリックされた場合にのみ課金されます。興味がある商品にのみクリックして課金されるため、インプレッション課金型の広告と比べて費用対効果の高い運用が可能です。

Amazon のスポンサー広告の中でもスポンサープロダクト広告は手軽に始められる広告メニューです。

(3)メリット・デメリット

実際に配信するにあたってのメリットとデメリットをご紹介します。

スポンサープロダクト広告のメリット

(1)リスティング広告に比べ購入意欲の高いユーザーにリーチでき費用対効果が高い
(2)口コミやレビューが増え、オーガニックでも上位に表示される
(3)競合よりも上位表示することが可能

スポンサープロダクト広告のデメリット

(1)広告を出稿するには、大口出品者のみ出稿可能など、利用要件があるので全員が広告を出稿できるわけではない
(2)広告を出稿できない商品がある

スポンサープロダクト広告を利用できるのは以下に該当するアカウントに限られています。

・大口出品者様
・お取引会社様
・書籍のお取引会社様
・ Kindle Direct Publishing(KDP)の著者様
・代理店様

また、広告を出稿するには商品が1つまたは複数の該当カテゴリーに属し、おすすめ商品の資格を満たしている必要があります。

(引用: amazon ads スポンサープロダクト広告 よくある質問

Amazon広告SPブログ④
*このカテゴリーは Amazon の取引会社様のみがご利用いただけます。


また、自分が所有している商品、または合法的に再販売または配布可能な商品のみを宣伝することができます。

しかし、広告出稿できない商品もあります。詳細は以下をご覧ください。

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(参考:掲載禁止商品
 

ターゲティング

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スポンサープロダクト広告キャンペーンの場合、オートターゲティングおよびマニュアルターゲティングの2種類を作成できます。

(1)オートターゲティング

オートターゲティングとは、 Amazon が自動で商品に類似したキーワードや商品と一致させて広告を配信するターゲティング手法です。ターゲティングは、商品情報に関連した購入者の検索に基づいて選択されます。

マッチタイプは以下の4種類です。

・ほぼ一致
広告の商品が購入客の検索用語とほぼ一致する場合に広告を表示

・おおまか一致
貴社商品とほぼ関連する検索ワードを使う購入者に広告を表示

・代替商品
購入者が貴社と類似する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に広告を表示

・補完商品
購入者がお客様の商品を補完する商品の商品詳細ページを閲覧している場合に広告を表示

オートターゲティングを使用すれば、簡単かつ迅速にキャンペーンを作成できます。この方法では、検索トレンドを把握し、クリックや売り上げを生み出す新しいキーワードを発見することが可能です。

発見したキーワードをマニュアルターゲティングにて活用することもおすすめです。次にマニュアルターゲティングについてご説明します。

(2)マニュアルターゲティング

マニュアルターゲティングとは、独自のキーワード、 ASIN (商品)、またはカテゴリーをターゲットに選択できます。以下の想定がある場合に、このマニュアルターゲティングがおすすめです。

  • (1)既知のキーワードのリストがある場合
  • (2)特定の商品カテゴリーで閲覧中の購入者にリーチしたい場合
  • (3)特定のプライスポイント、ブランド、カスタマーレビューの評価を探している購入者にリーチしたい場合
  • (4)自動キャンペーンでクリックや売り上げが発生しているターゲットに対して競争力のある入札を行う場合

マニュアルターゲティングには2種類のターゲティングが存在します。

キーワードターゲティング

キーワードを個別に設定し配信するターゲティング手法です。検索広告同様、マッチタイプがあります。

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商品ターゲティング

商品ターゲティングでは、商品カテゴリーまたは個々の商品をターゲットに設定することができます。

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(3)除外ターゲティング

除外ターゲティングの手法として、大きく2つあります。
それぞれについてご紹介します。

除外キーワードターゲティング

除外キーワードにより、購入者の検索ワードが除外キーワードと一致した場合に広告が表示されないようにします。除外キーワードを使用して、成果の低い検索を除外し、広告費を削減して、広告費用対効果( ROAS )を高めることができます。

除外商品ターゲティング

除外する商品ターゲティングでは、広告を掲載しない特定のブランドや商品を選択できます。関連性の低いブランドや商品を除外すると、広告費用対効果( ROAS )を向上させることができます。

 

スポンサープロダクト広告の設定方法

広告配信に必要な設定を画像付きで解説します。

(1)キャンペーン

(1)キャンペーンマネージャーの「管理」タブから「キャンペーンを作成する」をクリックします。

Amazon広告SP1

(2)「スポンサープロダクト広告」を選択します。

Amazon広告SP2

(3)キャンペーン名、配信期間、1日の予算、ターゲティング方法を設定します。

Amazon広告SP3

(4)入札戦略を選択します。

Amazon広告SP4

(2)広告グループ

(1)広告グループ名、広告を掲載する商品を設定します。

Amazon広告SP5

(2)ターゲティング/除外ターゲティングを設定して入札額も設定します。

Amazon広告SP6

(3)「キャンペーンの開始」を押して設定完了です。

Amazon広告SP7

(参考: amazon ads スポンサープロダクト広告

 

おわりに

本エントリではスポンサープロダクト広告の基本についてご紹介しました。

Amazon で少しでも売り上げを伸ばしたい方がまず行うべきことがスポンサープロダクト広告です。近年多くの方が Amazon 広告を実施されていますので、売り上げ拡大のためにも是非挑戦してみてください。
 

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解説動画

スポンサープロダクト広告については YouTube でも詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。

【Amazon広告】メリットや配信面は?スポンサープロダクト広告について深堀り!

 
【Amazon広告】スポンサープロダクト広告を始めよう!設定方法徹底解説

 

この記事を書いた人

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グラッドキューブ ブログ編集部
株式会社グラッドキューブで Web 広告運用を行っているスタッフが、広告媒体の最新情報や運用ノウハウを発信。運営中の YouTube チャンネル「 GladCube TV 」はチャンネル登録者数1.4万人を突破。

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