BtoB マーケティングで成果が良好なバナーとは?バナーデザインのコツを解説!

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の野崎です。
「バナー広告の成果が上がらない。」
そんなお悩みはありませんか?
バナー広告の効果はクリエイティブデザインによって左右される、と言っても過言ではありません。
本エントリでは、 BtoB マーケティングで成果を上げるための、バナーデザインのコツを解説します。
▼ BtoB と BtoC 決裁(決済)プロセスの違い
――(1) BtoB の決裁(決済)プロセス
――(2) BtoC の決裁(決済)プロセス
▼ BtoB マーケティングで成果が良好なバナーの特徴
――(1)実績など客観的なデータが記載されている
――(2)具体的な導入効果や費用対効果が記載されている
――(3)企業の悩みを理解している
――(4)3 B の法則を取り入れている
BtoB と BtoC 決裁(決済)プロセスの違い
BtoB 向けのバナーを制作するうえでカギとなるのは、 BtoB における顧客の決裁(決済)プロセスを知り、適切な訴求をすることです。
BtoB と BtoC の決裁(決済)プロセスには大きな違いがあります。
まずは、 BtoB の決裁(決済)プロセスを、 BtoC との違いを踏まえて解説します。
(1) BtoB の決裁(決済)プロセス
■決裁者
BtoB における決裁者は複数人いることがほとんどです。
そのため、決裁(決済)の意思決定に要する時間も長くなります。
大抵の場合、担当者だけでは意思決定をすることが難しく、組織内で決定権を持つ人の確認・承諾が必要となります。
■判断基準
BtoB における決裁(決済)時の判断基準として、「費用対効果が高いか」「組織にとって有益か」が重要視されます。
つまり、「できる限り安いコストで、自社が抱える問題や課題を解決できる」ことが求められています。
そのため、製品・サービスの価格や過去の実績など、合理的な要素を加味して検討する場合が多いです。
(2) BtoC の決裁(決済)プロセス
■決裁者
BtoC の場合は、製品やサービスの利用者自身が決裁者となることが多く、検討期間も比較的短くなります。
■判断基準
BtoC では、「自分自身が満足するか」という感情的要素が決裁(決済)時の大きな判断基準となります。
そのため、ブランドイメージや価格、トレンドやデザインなど、具体的な判断基準は様々です。
BtoB マーケティングで成果が良好なバナーの特徴
BtoB ・ BtoC どちらのマーケティングにおいても、「ユーザーがクリックしたくなるような目に留まるバナーを制作する」という点は共通しています。
しかし、上記でも解説した通り、 BtoB と BtoC の決裁(決済)プロセスは異なるため、訴求内容もその特徴に合わせる必要があります。
以下では、 BtoB マーケティングで成果が良好なバナーの特徴を4つご紹介します。
(1)実績など客観的なデータが記載されている
特にコストが高い製品やサービスを決裁(決済)する際は、決裁者の協議も慎重になります。
BtoB は「できる限り安いコストで、自社が抱える問題や課題を解決できる」ことを求めており、購入時の失敗は避けたいからです。
そのため、実績など客観的なデータを訴求することは効果的です。
具体的な数値を用いて根拠となるデータを示すことで、「これなら大丈夫そう」という安心感や信頼感を与えることができます。
例:
■導入実績1,000社以上
■業界シェア No .1
■口コミランキング1位

(2)具体的な導入効果や費用対効果が記載されている
先述の通り、 BtoB で顧客が決裁(決済)時に重要視することは、「費用対効果が高いか」「組織にとって有益か」になります。
そのため、導入効果や費用対効果が一目で分かるバナーは有効です。
その際に、「売上をアップ」や「効率を向上」のようにぼんやりと記載するのではなく、数値を用いて具体的に示すことが重要です。
例:
■システム導入で入力時間が5分の1に
■採用応募者数が1.5倍に
■平均費用対効果410%

(3)企業の悩みを理解している
企業が抱える問題や悩みそのものに訴える手法として、疑問形のコピーを取り入れるのも効果的です。
これは顧客理解の観点にあたり、ターゲットとする企業ならではの悩みを訴求することがポイントとなります。
例:
■顧客の予約管理にお困りですか?
■安くて速い入力システムをお探しですか?

(4)3 B の法則を取り入れている
「3 B の法則」とはユーザーの心理的要素を活用した法則で、広告業界では頻繁に用いられています。
3 B とは、
■ Beauty (美人)
■ Baby (赤ちゃん)
■ Beast (動物)
の3つを指します。
上記3つの要素をバナー画像に取り入れることで、ユーザーの好感度が高まり、クリックに繋がりやすくなるとされています。
ただし、「3 B の法則」では製品やサービスと関連しない画像を使用することが多いため、 LP 遷移後に離脱が発生してしまうことが懸念点として挙げられます。
いかに LP 内で具体的なデータや費用対効果を訴求し、離脱を防げるかがポイントとなります。
おわりに
本エントリでは、「 BtoB マーケティングで成果が良好なバナーの特徴」についてご紹介しました。
今回ご紹介したようなバナーを制作しても、実際に配信するまでは効果は分かりません。
是非、製品やサービス、ユーザーのニーズに合わせてテストを繰り返しながら、改善してみてください。
当社では BtoB サービスにおける広告運用・バナーや動画クリエイティブ制作の実績事例が多数ございます!
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