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グラッドキューブ運用事例~リマーケティング編~

こんにちは。
プロモーション事業部・リスティング・DSPチーム久保です。

前回の記事(グラッドキューブ広告運用事例~1広告グループ1キーワード~)にて、グラッドキューブでのリスティング広告の運用方法の一例について書かせて頂きました。
前回の続きとして、よりグラッドキューブの運用方法を知って頂くために今回はディスプレイネットワークでの運用方法をご紹介させて頂きます。

特に今回は、リマーケティングでの運用方法やリストの組み方についてご紹介したいと思います。

※Yahoo!ディスプレイアドネットワークでの名称はサイトリターゲティングとなっておりますが、今回はリマーケティングに統一させて頂きます。

リマーケティングとは?

ご存知の方も多いとも思いますがリマーケティングとは、ターゲティングの一種で、リスティング広告や広告以外でサイトを訪問したユーザーに対して、繰り返し広告を配信して問合せを促進するための広告です。

一度は商品やサービスに興味をもったであろうユーザーや比較検討中のユーザーに対して再アプローチを行うことができますので、一般的に通常のディスプレイ広告よりも効果が高くなりやすい傾向あるターゲティングです。

サイトを訪問したユーザーが、即座にアクションを起こすとは限らず、また、検討期間を経て再度貴社サイトに訪問したいと思っても、同じキーワードで検索した際に必ずお客様の広告が表示されるとは限らず、機会損失につながる可能性もありますので、リマーケティングは非常に重要なターゲティングになります。

このように、サイトを訪問したが問合せに到達しなかったユーザーに対して、アクションを促す、または再訪問できるようにするために繰り返し広告を配信します。
すでに広告主様の商品やサービスを知っているユーザーに対して広告配信を行いますので、はじめてサイトを訪れたユーザーよりもCVRが高くなる傾向にあります。

特定のページを訪れたユーザーに再度広告を配信する手法ですが、グラッドキューブではCPA改善・費用対効果の向上のためさらに細かくユーザーリストを分割し運用を行っております。

グラッドキューブでの運用方法

もちろん商品やサービスによってリマーケティングの運用方法は異なりますが、その一例としてサイトを訪問した日数別に配信を行うという方法をグラッドキューブでは行っております。

例えば、
・サイト訪問後1日経過したユーザー
・サイト訪問後2~3日経過したユーザー
・サイト訪問後4~5日経過したユーザー
など分割してリマーケティングの設定を行っております。

サイトを訪問後の経過日数により、ユーザーの購入意欲が異なるためこのような設定を行っております。

日数別リマーケティング設定例

このようにサイトを訪れて何日経過したかで、ユーザーリストを細分化し、それぞれに広告グループを作成します。
サイトを訪れたことのあるユーザーの中でも、サイトを訪問してから経過日数が少ないユーザーは、商品やサービスについて覚えており、競合の商品を購入している可能性も低いためユーザーのモチベーションとしては高くなる傾向にあります。

ユーザーリストを分割することで、日数別に入札単価を調整することができますので、コンバージョンの取れている広告グループの単価を上げ、配信を強めるなどの調整も個別に行うことが可能になりCPA・費用対効果の改善に寄与します。

また、商品やサービスによっては検討期間が異なりますので、検討期間の傾向分析にも役立ちます。
検討期間の長い車や不動産の購入であれば、サイトを訪れてから比較的長い日数でCVに至る傾向が見えてきたり、ECサイトでは検討期間が短いため、早い日数でのCVが多いなど傾向も掴むことができます。

さらに、リマーケティングにサイトカテゴリをかけ合わせたり、インフィード広告やレスポンスなど様々な広告フォーマットで効果検証を行い、CVの獲得、CPA・費用対効果の改善を細かく行っております。

グラッドキューブでの運用事例

この方法でリマーケティングの運用を行わせて頂いているお客様の運用事例をご紹介したいと思います。
アルバイトなどの求人サービスを運営されているお客様の事例になります。

このお客様の広告運用に対し、リマーケティングを訪問日数別に分割を行い配信を行いました。
その結果、コンバージョンに至りやすい傾向が見えてきました。

日数別リマーケティング 配信事例

サイト訪問後1日経過したユーザーが圧倒的にコンバージョンに至っており、しかもスマートフォンでのコンバージョン数が約67%を占めているといった傾向を掴むことができました。
この配信結果に対して、より改善していくためにコンバージョンの取れている広告グループの入札単価を上げ掲載順位を高める、広告文のA/Bテストを行いクリック率を高めていく、コンバージョンの取れていないものに対して入札単価を下げ低単価で配信を行うなど施策を立て運用を行います。

リストの設定方法

訪問に日数別に分割してリマーケティングを配信するには、ユーザーリスト作成の際にひと手間加える必要があります。
条件による設定と組み合わせを使用し作成することができます。

例えば、サイト訪問後11日~20日経過したユーザーに対してユーザーリストを分割し配信を行いたい場合、まずリストの有効期間を20日のリストと10日のリストを作成します。

リスト作成例1

作成後、組み合わせの設定でサイト訪問後20日のリストから10日のリストをを除外設定することでサイト訪問後11日~20日のリストを作成することができます。

リスト作成例3

まとめ

今回はグラッドキューブの運用事例として、サイト訪問後日数別に分割したリマーケティングをご紹介させて頂きました。
リマーケティングと一括りに言っても、リストの組み方次第で様々な設定を行うことが可能になります。

日数だけでなく、デバイス別・クリエイティブ別などさらに分割を行い配信を行うこともございます。
時には広告グループの数が数百を超えることも・・・。

今回紹介させて頂いた手法は、実際にコンバージョンコンバージョンの傾向が掴め費用対効果が良くなったなどの事例がございますので、ぜひ設定を行ってみてください。

もちろん広告主様によっては、商品やサービスの特性は千差万別ですので、必ずしもこういった構成を行っているわけではございません。
その特性に合ったアカウント構成を設計し、広告の運用代行をさせて頂いております。

グラッドキューブでは、Google Excellent Performer Awardで5期連続・Yahoo!スター企業でも賞を頂き、蓄積したノウハウを活用して運用を行っております。
この記事を読んで、グラッドキューブに少しでも興味をもって頂けると幸いです。

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