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【初心者必見】マッチタイプの効果的な使い方を徹底解説!

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※この記事は2022年6月30日にアップデートしています。

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の小坂です。

2021年、リスティング広告のマッチタイプに大きなアップデートがありました。
これまでは完全一致・フレーズ一致・絞り込み部分一致・部分一致の4種類でしたが、アップデートにより絞り込み部分一致が廃止され、完全一致・フレーズ一致・部分一致の3種類となりました。

本エントリでは、アップデート後の各マッチタイプの特徴と広告の表示範囲について解説します。

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マッチタイプとは

マッチタイプとは、キーワードと検索語句をどれくらい一致させるかを決めるものです。

検索広告は広告主が設定したキーワードとユーザーが検索した語句(検索語句)やその意味が一致した時に表示されます。

しかし、キーワードと検索語句が完全に一致することは少ないため、キーワードと少し異なる検索語句に対しても広告が表示される仕組みになっています。このキーワードと検索語句の違いをどこまで許容するかを決める設定がマッチタイプです。

マッチタイプには完全一致・フレーズ一致・部分一致の3種類があります。

 

マッチタイプの種類

マッチタイプ_階層

 

(1)完全一致

 
完全一致は、キーワードと完全に同じ意味あるいは意図で検索された場合に広告が表示されます。他のマッチタイプに比べ最もキーワードに近い検索語句に対して広告を配信できます。

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(引用元: Google 広告 ヘルプ

例えば Google 広告では、「男性用のシューズ」という完全一致キーワードを登録していた場合、「男性用のシューズ」「シューズ 男性」「男性 靴」などの検索語句に対して広告が表示されます。

「シューズ 男性」「男性 靴」はキーワードと異なりますが、意味が同じであるため広告の表示対象となります。対して「男性用テニスシューズ」や「男児用シューズ」はキーワードと意味が異なるため表示されません。

予算が限られている場合でも完全一致を使用すれば、費用を抑えながらピンポイントに配信することが可能です。

 

(2)フレーズ一致

 
フレーズ一致は、指定したキーワードと異なる語句が含まれていても、同じ意味が含まれる場合に広告が表示されます。

Phrase
(引用元: Google 広告 ヘルプ

Google 広告の例では、「テニス シューズ」というフレーズ一致キーワードを登録していた場合、「テニス用シューズ」「セール テニス シューズ 購入」「赤いテニス シューズ」「快適なテニス スニーカー」などの検索語句に対して広告が表示されます。

「セール テニス シューズ 購入」「赤いテニス シューズ」「快適なテニス スニーカー」は検索の意図が若干異なりますが、すべてに「テニス シューズ」と同じ意味の語句が含まれているため、広告の表示対象となります。

キーワードと同じ語句が含まれていても意味が異なる場合は表示されません。例えば「テニスラケットとトレーニング シューズ」や「テニス用にもランニング シューズを履いていませんか」という検索語句は、「テニス シューズ」を含むものの意味が異なるため表示の対象外です。

フレーズ一致は2021年に「絞り込み部分一致」というマッチタイプと統合され、より広い検索語句に対して表示されるようになりました。

 
完全一致よりも表示対象を広げたいけれど、部分一致ほど拡張させたくない場合に適したマッチタイプです。

 

(3)部分一致

 
部分一致は、キーワードと関連した内容の検索に対し広告が表示されます。3つの中で最も拡張性が高いマッチタイプです。
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(引用元: Google 広告 ヘルプ

Google 広告の例では「低炭水化物ダイエット プラン」というキーワードを登録していた場合、「炭水化物不使用 食品」「ロカボ ダイエット」「地中海 ダイエット 本」などの検索語句に対して広告が表示されます。

キーワードと意味は異なりますが、どれも「低炭水化物ダイエット プラン」に関連した内容のため広告の表示対象となります。

また Google 広告では、登録したキーワードだけでなくユーザーの最近のアクティビティや、ランニングページのコンテンツ、広告グループ内の他のキーワードも考慮した上で関連性が判断される場合があります。

部分一致のメリットは、自動で関連した検索語句を判断してくれるため、検索語句を予測してキーワードを選出する時間が短縮できる点です。

かつては完全一致や絞り込み部分一致の使用が推奨されていましたが、現在は部分一致の使用が推奨されています。ただし、引き続き意図しない検索語句の流入を防ぐ必要があります。キーワードの設定と合わせて、検索語句の除外を定期的に行うことが重要です。

 

検索語句を網羅できる機能

たくさんのキーワードを登録しても、すべての検索語句をカバーできるわけではありません。自分では思いもよらないキーワードが成果に繋がる場合もあります。

その悩みを解決する機能として 動的検索広告 があります。

指定した URL と関連する検索語句に対して自動的に広告配信を行ってくれるというもので、キーワードを登録する必要はありません。その他にも、広告見出しの作成・遷移先 URL も自動で行ってくれます。検索広告では網羅できない検索語句に対して配信できるため、検索広告と併用することでリーチの拡大が期待できます。

 

おわりに

マッチタイプの知識はリスティング広告を行う上で重要な基礎の部分です。もし意図しない検索語句で多く流入がある場合はマッチタイプの見直しを行ってみてはいかがでしょうか。

当社ではリスティング広告の運用代行サービスを行っています。広告費50万円以下でご検討されている方向けのプランもご用意しておりますので、少額から広告配信をしてみたいという方はぜひお問い合わせください。
 

解説動画

マッチタイプについては YouTube でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

 
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