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Google 広告リスティング広告推奨設定まとめ(後篇)

みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ プロモーション事業部の袁です。

前回のエントリにて、 Google 広告推奨設定の4つをご紹介いたしました。
参考: Google 広告リスティング広告推奨設定まとめ(前篇)
今回のエントリでは、 Google 広告推奨設定残りの5つをご紹介いたします。

Google 広告リスティング広告で推奨されている設定内容は以下の通りです。
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動的検索広告( DSA )を活用

動的検索広告( DSA )とは

動的検索広告( DSA )とは、 Google 広告がウェブサイトに基づいて、自動で広告を表示してくれる機能です。
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動的検索広告では、対象ページの URL と広告の説明文を設定するだけで配信することができます。

また、「在庫切れ」「完売」などのキーワードを動的広告ターゲットで除外設定することで、在庫切れの商品を掲載しないようにすることが可能です。
そのため、動的検索広告は商品の種類が多く、在庫の変動が激しい広告主様との相性が良いです。

その一方で、ブランドに対するこだわりが強く、広告タイトルをご自身で指定したい広告主様にはおすすめいたしません。

動的検索広告については、以下の記事で詳述しておりますので、ご参考ください。
参考:キーワードは無限大。動的検索広告「 DSA 」をもっと活用しよう!

推奨設定と推奨される理由

動的検索広告は登録したページの情報を自動で読み込んで、明確で関連性の高い広告見出しを生成することができます。
キーワードを設定する必要がないため、設定の時間を大幅に節約できることもメリットです。

また、登録したページの内容を変更すると、ページに対する情報収集が再度行われ、広告の見出しが常に最新の状態に保たれます。

検索広告向けリマーケティング( RLSA )を活用

検索広告向けリマーケティング( RLSA )とは

検索広告向けリマーケティング( RLSA )は、広告主様のウェブサイトを訪問したことがあるユーザー向けに、検索広告をカスタマイズする機能です。
検索広告向けリマーケティングはリマーケティングリストを活用し、リマーケティングリストのユーザーが、設定したキーワードで検索行動を行った時に、広告を表示させることができます。
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推奨設定と推奨される理由

Google 広告は、成果に基づいてリストごとに入札単価調整比を調整することを推奨しています。

一度ウェブサイトに訪問したユーザーへの配信を強化することによって、成約率の向上や広告費用対効果の向上が見込めます。

また、一度ウェブサイトに訪問したユーザーは見込み顧客と言えますので、今まで入札できなかったようなキーワードの入札にチャレンジできます。
例えば、通常の検索広告では成果が合わなかったようなビッグキーワードでの入札でも、検索広告向けリマーケティングでは、一度訪問したユーザーに対して上位掲載ができる可能性が高まります。

ユーザーリストに1,000件以上の Cookie が蓄積されないと、 RLSA では利用できません。
そのため、将来的に RLSA を実施する可能性がある場合は、まずはリストを作成して十分なデータを蓄積されることをおすすめいたします。
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検索広告向け類似ユーザーリスト( SAS )の設定

検索広告向け類似ユーザーリスト( SAS )とは

検索広告向け類似ユーザーリストとは、既存のリマーケティングリストから作成できるリストです。
既存リマーケティングリストのユーザーの検索行動に基づき、自動的に類似ユーザーが割り出されます。
また、ユーザーの検索行動の変化に合わせて自動的に更新されるため、作成後に手動で更新する必要はありません。
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類似ユーザー機能を使用するには、3つの使用要件があります。

  • ■1,000件以上の Cookie があるリストを利用すること。
  • ■ユーザーが元のリストに追加されてからの経過時間が一定以下であること。
  • ■ウェブサイトのタグ指定およびルール指定を使用した、リマーケティングリストを利用していること。

より詳細な情報は以下の記事でもご紹介しておりますので、ご参照ください。
参考: 【新機能】検索広告向け類似ユーザーリストで新規顧客を獲得する

推奨設定と推奨される理由

類似ユーザーリストは、検索広告向けリマーケティングリストのユーザーと共通する興味関心だけでなく、検索行動まで分析して作成されます。
そのため、アカウント上で興味関心やデモグラフィックで新規ユーザーをターゲティングするよりもターゲティングの精度が高くなります。

この機能を利用すると、成果に繋がる可能性が高いユーザーに対する広告のリーチを拡大することができ、新規顧客獲得や成果の向上が見込めます。

そのため、検索広告向けリマーケティングリストで1,000件以上の Cookie が蓄積されましたら、併せて類似ユーザーリストの作成もおすすめいたします。

購買意向の強いユーザー層( IMSA )を追加

購買意向の強いユーザー層( IMSA )とは

購買意向の強いユーザー層( IMSA )はオーディエンスターゲティングの1つです。
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購買意向の強いユーザー層を利用すると、ターゲットユーザーが積極的に情報を収集している商品やサービスに基づいて広告配信をすることができます。

その他のターゲティングを設定しているキャンペーンや広告グループでは、「モニタリング」は併用不可なので、注意が必要です。

詳細や設定方法については、以下の記事でご紹介しておりますので、是非ご覧ください。
参考: Google 広告、検索広告向け「購買意向の強いユーザー層」オーディエンスターゲティング追加

推奨設定と推奨される理由

Google 広告は、キャンペーンや広告グループに購買意向の強いユーザー層を設定し、成果に応じて入札単価を調整することを推奨しています。
パフォーマンスに即したカテゴリごとに -90% から +900% まで、手動の個別入札単価調整が可能です。

購買意向の強いユーザー層を設定すると、購入する確率が高いユーザーに広告を配信することができ、コンバージョン率の向上が見込みます。

また、購買意向の強いユーザー層では、ユーザーリストを必要としないため、配信開始直後のデータが少ない状態でも利用可能です。
さらに、ポリシーセンシティブでリマーケティングリストが使用不可のアカウントでも導入できます。

ラストクリック以外のアトリビューションの導入

アトリビューションモデルとは

アトリビューションモデルとは、コンバージョン経路(ユーザーがコンバージョンするまでの行動)で発生したタッチポイントに貢献度を割り当てる方法を定めたルールです。
アトリビューション分析では、コンバージョンに至るまでに取った行動を把握することができるので、各キャンペーンでの適切な予算を判断しやすくなります。

広告の目的によって選択すべきアトリビューションモデルは異なります。
各モデルの貢献度配分方法、成長戦略については、以下の図表をご参照ください。
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参考: デフォルトのアトリビューション モデルの概要

推奨設定と推奨される理由

Google 広告はコンバージョンアクションの「アトリビューションモデル」をラストクリック以外に変更することを推奨しています。

「アトリビューションモデル」をラストクリック以外に変更することで、顧客が成約に至るまでのタッチポイントをより的確に評価することができるので、どこに費用をかければよいのかがより明確になります。

おわりに

今回のエントリでは、 Google 広告推奨設定残りの5つをご紹介いたしました。

テクノロジーの発展に伴い、手動ではなく、より多くのシグナルで判断することができるシステムを用いて広告効果を最適化しようという動きが見られます。
Google 広告が上記でご紹介したような推奨設定を謳うのも、広告配信のパフォーマンスを最大化させるためです。

当社では、お客様のビジネスの成果をさらに向上させるため、常に最適な設定と運用方法を活用しております。
広告の成果改善にお困りの方は、是非お気軽にご連絡くださいませ。

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