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BtoB マーケティングを成功に導く「動画&メルマガ」活用戦略 セミナーレポート

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みなさま、こんにちは。
グラッドキューブ マーケティングソリューション事業部の高田です。

2022年5月26日にオンラインセミナー「 BtoB マーケティングを成功に導く『動画&メルマガ』活用戦略」を開催しました。本セミナーでは、メール配信サービス「 blastmail (ブラストメール)」を提供する株式会社ラクスライトクラウドより Web マーケティング リーダー 森神 佑希 様にもご登壇いただき、 動画広告の活用方法やナーチャリングで成果を出すためのメルマガノウハウをご紹介しました。

当日は57名の方にご参加いただきました!ご参加の皆様、ありがとうございました。

本エントリでは、ご好評につき第一部でお話しした「リード獲得につながる動画広告の手法」についてご紹介します。


リード獲得につながる動画広告の手法

動画市場の成長状況

はじめに動画広告市場の成長状況についてご紹介しました。

動画広告市場は右肩上がりで成長しており、サイバーエージェントの調査によると2022年の市場規模は5,497億円となる見通しです。2025年には1兆465億円に達することが予想されており、3年間で約2倍の成長が見込まれています。

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(出典:サイバーエージェント

各広告媒体も動画広告枠を拡大しており、最近では Criteo が日本での動画広告の提供を開始しました。動画市場の詳しい状況についてはこちらの記事をご覧ください。
まだまだ伸びる!動画の広告市場規模とその効果

以前は「すぐにスキップ(またはスクロール)されてしまうから」と敬遠されていたこともありましたが、現在は広告の種類が増えたことで今まで以上に活用が広まっています。

特に BtoB 商材は複雑なサービスが多く、バナーだけでは商材の魅力を伝えきれない場合があります。動画広告を使えば短時間で多くの情報を伝えられるため、バナー広告に比べ高いクリック率が期待できます。広告の遷移先ページにも動画を設置し、より詳細なサービス情報を紹介することでコンバージョン率の改善にもつながります。

動画広告成功のポイント

続いて動画広告を成功させるためのポイントについてお話ししました。
複数あるポイントの内、今回は「動画クリエイティブの PDCA 」と「動画以外のメニューとの相乗効果」についてご紹介します。

(1)動画クリエイティブの PDCA
検索広告やバナー広告と同様に動画広告も AB テストを繰り返して改善していく必要があります。しかし動画には要素が多く、「何からテストすれば良いか分からない」というお悩みをよく伺います。

予算とリソースが十分にある場合は全く別の動画を何個か作ってテストしてもよいですが、なるべくコストを抑えて効率的に実施したい場合は、冒頭1シーン目の AB テストをおすすめしています。

動画広告はテレビ CM と異なりスキップが可能なため、冒頭でいかに興味を引き付けられるかが重要です。そのため冒頭の内容によって成果に差が出やすく、1シーン目のみ変更した動画を複数配信するだけでも十分 AB テストが可能です。

例えば、とあるクライアントの Facebook / Instagram リード獲得広告で冒頭のみ異なる動画を3種類配信したところ、動画によってコンバージョン単価に約4倍の差が生まれました。

Google 社が提唱する「 ABCD フレームワーク」に当てはめると、最初の A( Attract 視聴者の関心を引き込む)の部分を変更したパターンをいくつか用意し、テストされるのがおすすめです。

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(出典: Think with Google

動画広告の詳しい AB テスト方法はこちらの記事をご覧ください。
【初心者向け】動画広告の作成・改善ノウハウまとめ – 設計フレームワーク AIBAC –


(2)動画以外のメニューとの相乗効果
もう一つのポイントは、動画広告以外のメニューとの相乗効果を生み出すことです。

YouTube 広告のようなインストリーム型の広告は間接効果が大きいため、動画広告だけを配信するよりも複数のメニューをうまく組み合わせて広告アカウント全体のコンバージョン数を上げていくのが効果的です。

今回は一例として YouTube 広告とファインド広告の併用による相乗効果についてご紹介します。

ファインド広告とは YouTube のホームフィード、Google の Discover 、Gmail に掲載できる広告です。見た目はディスプレイ広告と似ていますが、ディスプレイ広告は他社サイトに掲載されるのに対し、ファインド広告は Google の自社メディアに掲載されるという違いがあります。

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(出典:Google 広告ヘルプ

昨今のトラッキング規制によりサードパーティ Cookie の使用には大幅な制限が加えられました。 Web 広告の多くはコンバージョン数の減少やターゲティング精度の低下が生じることとなり、サードパーティ Cookie に依存しない新たな配信手法が求められています。

ファインド広告と YouTube 広告は Google の自社メディアに掲載するため、サードパーティ Cookie ではなくファーストパーティデータが使用できます。そのため、 Google の各種サービスやアプリ内のユーザー行動から分析された精度の高いターゲティングが活用できるのです。

さらに、スマート自動入札を使用すればキャンペーンを横断して最適化が行われるため、アカウント全体のコンバージョン数増加が期待できます。

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ファインド広告の詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。
【2020年5月ローンチ】 Google ファインドキャンペーンについてご紹介!

なお、2021年11月には「 P-MAX (パフォーマンス最大化)キャンペーン」という新たなプロダクトも登場しました。

P-MAX は1つのキャンペーンで YouTube を含む Google 広告のあらゆるチャネルに配信が可能で、機械学習を活用し適切なタイミングで適切な面に配信が行われます。すでに Google 広告を運用中の方は P-MAX の導入もおすすめです。


登壇者紹介

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株式会社グラッドキューブ
マーケティングソリューション事業部 セールスリーダー
古田 英里子

2013年にグラッドキューブに入社後、300社以上の広告運用を担当。また、自社プロダクトの LPO ツール「 SiTest 」を活用したサイト改善を行う。2018年よりマーケティングソリューション事業部のリーダーを務め、2019年からは東京支社の立ち上げ・拡大に従事。2022年にはセールスリーダーに就任し、新規営業やメンバー育成、セミナー登壇を行っている。


おわりに

本エントリでは、オンラインセミナー「 BtoB マーケティングを成功に導く『動画&メルマガ』活用戦略」の一部をご紹介しました。

まだリスティング広告やバナー広告しか配信していないという BtoB 企業様は、ぜひ動画広告の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

当社では定期的にオンラインセミナーを開催しています。 Web 広告の経験豊富なマーケターが登壇し、最新の実績をもとにお話しします。ご参加の方には、ウェビナー資料のプレゼント当社開発の LPO ツール「 SiTest 」1ヶ月間無料トライアルなど、豊富な特典もご用意しています!

最新のセミナー情報はメールマガジンでご案内していますので、ご興味がある方は以下のフォームよりご登録ください。

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